三重県津市に位置する四天王寺では新たな観音像を建立するための寄進を募集しています。
5000円以上寄進された方には、寄進の証として御朱印をお授けします。
大観音さまのお姿を箔押しし、蓮の花が咲きほこる特別な御朱印。
御朱印を通じて、多くの方と新しい大観音さまとのご縁をつむいで参ります。
ご寄進をどうぞよろしくお願いいたします。
三重県津市 塔世山 四天王寺
令和の大観音の下絵を御朱印に再現しました。
瑠璃色(青)の箔押し加工をほどこしております。
青は聖徳太子の制定した冠位十二階で紫に次ぐ位の高い色です。
どこまでも澄み渡る青空を背景に観音さまのお姿が神々しく輝きます。
蓮は聖徳太子にゆかりある花です。
「勝鬘経(しょうまんぎょう)というお経の講義をしたところ、天から蓮の花が降り積もり、太子の冠から太陽・月・星の光が輝いた」という逸話が残っています。
また蓮は別名を「荷花(かか)」ともいい、中国では「荷」と「和」が同じ発音であることから古来より平和の象徴とされてきました。
アジアをはじめとした国々で広く愛されている蓮の花。
世界が危機に直面する今、蓮の花を通じて世界中が平和であるようにお祈りください。
十七条の憲法第一条「和を以て貴しとなす」から「和」を入れました。
互いを尊重し調和する「和の精神」は、1400年にわたり脈々と受け継がれてきました。
世の中が不安定な今だからこそ、
「和合することで争いをなくし、協力して社会問題に立ち向かおう」という想いをこめた住職の文字を印にしました。
聖徳太子は十七条の憲法の第二条で「あつく三宝を敬え」と説いています。
三宝とは、
仏(仏さま)
法(仏さまの教え)
僧(お坊さん)のこと。
「仏教を大切にしよう」という意味です。
伊勢神宮のおかげ横丁などのデザインも手がける書道家の高 潤生(こうじゅんせい)先生に特別な三宝印を依頼しました。
伊勢和紙は伊勢神宮をはじめ神社のお札にも使われる良質な和紙です。
四天王寺はおかげ参りの街道沿いに位置し、多くの参詣者でにぎわった歴史があります。
伊勢の地で連綿と受け継がれてきた伝統工芸品を使用しました。
お寺の名前を金文字でお書き入れしております。
住職が1つ1つ丁寧にお書き入れした御朱印です。
申し込まれた日の日付が入ります。
四天王寺で3年をかけて新しく建立予定の令和の大観音。
現在、建立費の寄進(寄付)を募集中です。
寄進の証として、御朱印や御守、御朱印帳など特別な返礼品をご用意しております。
観音様はふるくから聖徳太子の化身と考えられ、大切にされてきました。
「音を観る」の字の通り、人々の苦しみの声に耳を傾けてくださる仏様です。
この不安定で大変な時代に、新しい観音像をお迎えすることとなったのも不思議なご縁があるようです。
聖徳太子建立と伝わる四天王寺。
本堂には平安時代につくられた薬師如来像をまつり、1000年のあいだ大切に受け継いでまいりました。
古くから大切にされてきたものを受け継ぎ後世に渡すことも、
新しい仏像を建立することで連綿と受け継がれてきた技術そのものを継承していくことも、
どちらも大切です。
『聖徳太子二王子像(模本)』狩野養信模写 東京国立博物館蔵
ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-9208)を加工して作成
観音像の建立を手掛けるのは、京都の仏師・冨田珠雲氏。
観音像の宝飾品を手掛けるのは、三重の金属工芸作家・何恵娜氏。
古くから受け継いできた伝統技術や日本の精神性を大切にしつつ、新しい風も取り入れるお2人に、建立にむけてご尽力いただきます。
令和の大観音の建立には、多くの方がかかわることが大切です。
ふるく、聖武天皇の時代に建立された東大寺の大仏は、当時の人口のおよそ半分となる260万人がかかわったとされています。
数多の人々の願いがかけられている――
その事実こそが、平和の象徴となります。
たくさんの願いがかけられた仏像は、見る人に平和の大切さを考えるきっかけを与えます。
どうかあなたも、平和への願いをこめて、令和の大観音へのご寄進をお願いいたします。
寄進者限定特別御朱印「蓮」のほかにもたくさんの返礼品をご用意しております。
令和の大観音の台座や体内への願い事の奉納、
御守、御朱印帳など、寄進の証をご用意。
詳しくは下のボタンよりご覧ください。